脱毛症の種類と原因
■ 男性型脱毛症
一般的に薄毛と呼ばれる類のもので、原因はホルモンのバランスや遺伝であるといわれています。
この男性型脱毛症は、名前のとおり男性に多く見られますが、これは男性ホルモンの働きによるもので、必ずしも女性にない脱毛症ではありません。女性においても年齢を重ね、特に月経閉止期を過ぎた辺りから、このような男性ホルモンが増加し始め、さらに、これを抑えるホルモン(女性はこのホルモンが毛根の破壊を防いでいるため、この脱毛症になりにくい)バランスが崩れだすため脱毛症が起こります。
これらの症状には次のような育毛剤が使用される場合が多いといえます。
(A)男性ホルモンの働きをを抑制する育毛剤。
(B)頭皮の血流を円滑化させ、毛根へ直接栄養を補給し髪の成長を促す育毛剤。
■ 粃糠(ひこう)性脱毛症
この脱毛症は、湿性のふけが多量に発生することが原因と言われます。湿性のふけは乾性のふけと違い、毛穴に詰まりやすく、これにより頭皮に湿疹が発症します。この湿疹が抜け毛の原因となります。
これらの症状を改善するにはふけの原因であるといわれるカビ菌の一種である癖風菌(でんぷうきん)の増殖を抑えるシャンプーを使用したり、スカルプケアによる頭皮の健康が必要です。
また、シャンプー後のマッサージもスカルプケアにとっては大変効果的であるといえます。
■ 円形脱毛症
突発的に円形の脱毛に脱毛が生じる脱毛症のことを言います。
原因としてはストレスとも、末梢神経不全とも免疫性の低下とも言われ、様々な要因が重なって起こる場合があります。
このような要因から、男女の区別なく発症する脱毛症であると言えます。
治療方法としては、ストレス性の脱毛症であることから自然治癒する場合が多く、ストレスをためないような生活習慣を築くことが必要です。
早期治療を試みる場合には、頭皮の血流を促進するタイプの育毛剤が適していると言われます。
■ その他の脱毛症
上記の脱毛症以外にも様々な脱毛症が存在しますが、コチラで紹介する脱毛症においては、頭皮の問題でなく思いがけないような要因による脱毛症の症例を紹介します。
1.薬剤の副作用による脱毛
抗がん剤などの薬剤による副作用によって生じる脱毛です。これについては薬剤服用を中止することで、回復する脱毛症です。
2.牽引性の脱毛
髪の同じ箇所を長期間引っ張ることで生じる脱毛です。これは髪型によるところが大きく髪型を変えるなどの方法で回復する脱毛症です。
3.トリコチロマニア
小さい子供において、過度のストレスにより引き起こされる脱毛症です。脱毛箇所としては特定の場所に発症することが大半です。解消方法としては心のケアが必要であると言えます。

